日本不整脈心電学会誌 2022 特別号《Vol. 42 SUPPL. 1 2022》

「第18回・19回 特発性心室細動研究会」特集号の発行にあたって:青沼和隆

第18回

Brugada症候群に対するsubstrate ablationについて

1.心外膜側右室下側壁の心室細動基質に対するアブレーションを施行したJ 波症候群の1例
 小松雄樹(筑波大学医学医療系循環器内科学)

2.ICD 頻回作動を伴うBrugada症候群症例における心外膜Substrate Ablation:周術期および慢性期の特異的心電図変化
 藤野紀之(東邦大学大学院医学研究科循環器内科学)

3.当院におけるBrugada症候群に対するsubstrate ablationの成績
 陸 脩郎(名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科学)

4.Brugada症候群における症候の有無による不整脈基質の検討
 渡邊敦之(岡山大学医学部医学科循環器内科)

Type 2および3のBrugada型心電図(薬物負荷においてもtype1を認めない)を有す症例の臨床的特徴について

1.薬物負荷試験においてもtype 1を認めないtype 2ないし3のBrugada型心電図の心電図学的特徴
 上山 剛(山口県立総合医療センター循環器内科)

2.J波症候群の長期予後について
 鎌倉 令(国立循環器病研究センター心臓血管内科)

3.Type 2および3のBrugada型心電図を有する症例の予後と危険因子の検討:特発性心室細動研究会(J-IVFS)登録症例における検討
 篠原徹二(大分大学医学部循環器内科・臨床検査診断学講座)

第19回

事務局報告

Brugada症候群登録患者の経過報告,および無症候性Brugada症候群例におけるリスク層別化についての検討
 篠原徹二(大分大学医学部循環器内科・臨床検査診断学講座)

遺伝性不整脈(Brugada症候群,QT延長症候群,カテコラミン誘発性多形性心室頻拍など)に対すS-ICD植込み症例におけるトラブルシューティングについて

1.失神歴のあるBrugada症候群に対して皮下植込み型除細動器(S-ICD)植込みを実施するも,その後に失神を繰り返し診断に苦慮した若年女性の1例
 福田昌和(山口大学大学院医学系研究科器官病態内科学)

2.心電図の日内変動による術前スクリーニング結果の変化により,至適センシングベクトルの選択に難渋したBrugada症候群の1例
 西崎公貴(弘前大学大学院医学研究科循環器腎臓内科学講座)

3.皮下植込み型除細動器植込み後,不適切作動を繰り返したBrugada症候群の1例
 毛利崇人(杏林大学医学部付属病院循環器内科)

4.進行性の経過をたどり除細動器の選択に苦慮した若年不整脈原性右室心筋症の1例
 川瀬 勧(国立循環器病研究センター心臓血管内科)

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事務局連絡先:
横山 泰廣
大和徳洲会病院  循環器内科部長(不整脈診療担当)
〒242-0021 神奈川県大和市中央4-4-12
E-mail: yhy@me.com  電話: 046-264-1111 Fax : 046-262-6411

事務局所在地:
小松 雄樹
筑波大学 医学医療系 循環器内科
〒305-8575 茨城県つくば市天王台1-1-1